Yasushi’s diary in Japan ー SDGs達成に向けた日々

開発援助の現場から離れましたが、企業との協力によるSDGs達成を目指す日々を綴ります。

11/13,20週 鹿肉/ブラックフライデー

 


一部の読者からの指摘を受けて、Blogの内容を見直すことにした。業務の話が多くつまらなくなっていたかも知れない。そもそも私がどこにいて、何をやっているかわからないという読者も多いと思う。

自分の業務を棚卸するだけのBlogになりつつあるので、アフリカでの生活についてもう少し内容を盛り込むことにした。

カテゴリーも業務・日常生活。語学に整理して本文も箇条書きを心掛け、簡潔にしようと思う。書く内容の順番にも気を付けよう。

 

日常:

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最近は生活用品も揃ってきたので、順調に生活リズムを作れている。特に冷蔵庫、トースター、スピーカーの効果が大きい。料理も最低限の調理器具で自炊できるようになった。そのおかげか、健康状態も悪くない。

加えて、しばらく首都にいたフランス人の研究者が帰ってきたのも調子を上げている原因だ。11/13週、初めてその子とローカルの料理を食べにバーに行き、鹿肉のグリル・キャベツとトマトのサラダを食べた。鹿肉は骨が混じっているが美味しい。(たまに外れで硬い物もある)美味しい物を食べると元気が出る。バーといっても個人商店の屋外スペースを使った物に過ぎないし、ビリヤード台くらいしかないけど、外国人同士でこの国について話しあうのも面白い。久しぶりに犬に触ったが、可愛かった。海外での生活の楽しみ方をわかっている子だと思う。
食・住環境が整うことで心のゆとりが出てきたと思う。ストレスの原因を取り除けてきたからだろう。ウガンダでは季節感のない毎日が続くが、無事に生活していく目途が立ついたことはうれしい。


語学;
まだ日常会話が出来るレベルとは言えないが、幸運にもネットによる学習ツールが揃っているので勉強道具には困っていない。それにしても、こうしたツールまでブラックフライデーで割引となるのは驚きである。来年の3月を目途に、スワヒリ語はもちろん、英語も磨かなくては・・・。

ところで、現地語のルニャンコレ語についてはほとんどわからない。余りやる気が起こらない。


業務 :

11/13週も週次会議から始まる。2017年度も残り1か月とあって、冒頭からマネージャーが職員に釘を刺す。
・契約継続をしない職員には連絡を行う。
・年度内の活動が評価対象であり、年明けに頑張っても遅い。(日本の事業会社で
営業していた際に同じことを言われた記憶がある)
ところでその予算だが、Nakivaleの難民支援ではUNHCRから各IPに対して毎年、セクター毎に予算が拠出されている。(厳密には活動分野毎にIOM、UNDP、FAO、UNICEFから出る場合もある)

UNHCRの活動内容は主に以下である。
1.国際難民条約の奨励と条約順守状況の監視
2.難民の国際的保護(法的支援からシェルター・生活支援物資の支給・水衛生支援・保健医療サービス提供他)
3.難民問題の恒久的解決
※詳しく知りたい人はUNHCR駐日事務所のページを見るか、メール下さい(資料あげます。)

我々は2の実施機関であり、毎年の活動成果や計画に応じて予算が分配される。2018年度の活動予算がいつ明らかになるかだが、Finance部門担当曰くUNHCRから1月に通達されるとのことである。

今年はWash(Water and Sanitation & Hygiene=水環境整備と衛生啓発、ここでは井戸の維持管理も含む)部門の予算を他のIPに取られてしまったようだが、来年はまた戻ってくるのだろうか。
私の所属するLivelihoodチームの予算についても気になるところだ。残念なことに2017年度の活動計画を見ても稲作振興の記述は見られなかった。一方で、もともとの主要作物であるメイズや、野菜を含む短期間で育つ高付加価値作物の栽培技術移転を重点的に行うという記載は見られた。

とはいえ、稲作を行う農家は一定数いるので、彼らの収穫量をあげて生計向上を実現することで状況は変えられると考えている。
11/13週―20週は稲作を行う農家を廻ったのだが、害虫の発生(正確な原因は掴めていない)や、安定的な水の確保、播種の仕方にも課題が見られた。いずれにしても、一つずつ課題をこなしていこうと思う。